カテゴリー別アーカイブ: 雑食家のコラム

もちつけ! みんな!

へべれけ大臣の次は、舛添パニック大臣だ。
朝から晩まで働いて・・・雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ・・・横浜ニ感染シテイソウナ高校生アレバ、行ッテ看病シテヤリ、名古屋ニマタモヤ感染ノ恐レノアル発熱患者ガアレバ、怖ガラナクテモイイ、トイイ。ミンナニでくのぼート呼バレ・・・毎度毎度、記者会見を開いて、国民を恐怖に陥れた後に、新型インフルエンザではありませんでした、などというのは、ほんとにデクノボーだよ! と言いたくなるのである(言いたくなりません? みなさん)。

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ボーナスカットが来たーーーーっ!!!

久々のエントリーだというのに暗い話で申し訳ない。
しかし、いまやぼくと同年代の40代サラリーマンで部やチームの長をしている人を共通に襲う理不尽な状況だと思うので、それを書きたいと思う。
昨年末に、部のタクシー代、会合費、国内外の出張費を30%削減せよと部長に指示があった。
しかも、最近は労働基準監督局の労働時間に対する指導が厳しいらしい。
医療費を削減したいからなのだろうか、重篤な病気に3ヵ月後にかかる蓋然性がそれ以上働くと高いというデータがあるとかで、部員の労働時間を月240時間以内にしろと、部長は言われている。

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「もりたく」の言葉に(少し)期待

森永卓郎という経済評論家がいる。
経済評論家というと、やれケインズがどうしたとか、流動性が足りてるとか足りていないとか、日銀金利が○%上がったとか、よくわからないジャーゴン(専門語)を撒き散らして、景気の先行きがどうなるのか占う専門家、といったイメージだ。
中には、謹厳な学者の仮面の下に、とんでもない性癖をもった御仁もいたりして、大学の先生なのに痴漢行為で2度も3度も逮捕されているという、別の意味での有名人の経済評論家もいたりするけれど。・・・いや、こういう経済評論家はレアケースで、だいたいがどこが面白くてこんな七面倒くさい学問をやっているのだろう、と素人は考えてしまうのだ。

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個人投資家の選択その2。

金曜日の相場は下げやすい。
週末の48時間をリスクにさらすのが危険だからなのだろう。
先々週の10日もそうだったが、24日も10%近い大暴落となった。
1929年の大恐慌のとき、ニューヨーク市場はピークから3年で85%下げたそうである。
日経平均は、ざっくり言うと、直近の最高値がサブプライム問題が表面化する直前の2007年の7月の18000円くらい。
これを大恐慌にそのまま当てはめれば、2010年の夏に日経平均は2700円になることになる。
現在値の三分の一くらいになって下げ止まるわけだ。

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個人投資家の選択。

株式相場の大暴落が始まってから、ネット証券の口座開設・再開請求が通常ペースの5倍くらいになったというニュースがあった。
もちろん多くは未経験に近い小口の個人投資家なのだろう。
じっさい、ぼくのところにも、投資なんてまったく考えたことがなさそうな後輩が来て、株を始めたいと言い出すくらいだ。
今まで取引してきた個人投資家も買い越しているというから、みんなたくましいものだと思う。

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歴史の歯車を動かすためには。。

今回の自民党総裁選。
今まで見たことがないほどの茶番である。
もっともひどいと思うのは、総選挙の日程が先に決まっていることだ。
衆議院の解散は総理大臣の専権事項であるはず。
福田現総理は、解散はしないのだ。
そして、次の新しい総理大臣は、まだ決まっていない。
それなのに、衆議院を解散し、総選挙する日程まで、マスコミが勝手に書いている。
日本はこれで本当に法治国家なのだろうか。

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ヘッドハンティングがキターッ!

今週はじめ、会社にヘッドハンティングと称する電話がかかってきた。
「ぜひシリーズものの編集長か、新規事業立ち上げの責任者として迎えたい会社がある。まず、お目にかかって説明したい」
この「編集長」とか「新規事業」という言葉がなんとも耳ざわりがいい。
では、どうしてこちらを知ったのか、あれこれ質問すると、なんだかよくわからない。
「ネットで見て」「お仕事の評判を聞いて」とあいまいなのだ。
最近、部下にマンション購入の営業電話が多いので、これもその変形版の、展示会商法への連れ出しかと思った。
なので、「私の仕事も知らない、相手の会社も言わない。これでは会いようがない」
と電話を切ったのだが。。。

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編集者大淘汰時代始まる?

最近、とても恐ろしい予感がしている。
編集者の大淘汰が始まるのではないか。
本が売れないのは前々から。
しかしそれにしても、ロングテールの角度が急激化しているような気がしてならない。
そういう感じ、なのでデータがあるわけではない。
しかし、7月23日に出るハリポタ最終巻が、上下だけど180万部だというのに、自分のところで出す書籍は……もうまったく比較にならない。
きちんとリサーチすれば、確実にそうなっていると思う。

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またも永田町にCIA謀殺説が!

ここのところ、ある原稿の裏取り調査で、永田町に出入りしている。
編集者が調査のためにここまでやらないといけないくらい、内容が微妙な原稿だからなのだが、それにしても永田町は相変わら謀略話が跋扈している。
その一面は、鳩山法相の味のある発言の数々からも垣間見えた通りだ。
現在、ぼくがつかんだ謀略スクープをご紹介しよう。
田村秀明という参議院議員をご存知だったろうか。
防衛大学校一期生で、空軍大将まで務めた自衛隊の大幹部。
金丸信の全盛時代に、自ら党費を立て替え党員を集めて比例区の当選圏に入る工作までして当選した。
「ご存知だったろうか」と書いたのは、田村議員は今年1月4日、肺がんで病院内で死亡したからだ。

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あの大地震は、予知されていた!

大地震の後には決まって、「地震を予知していた」という話が現れる。まあ、起きた後なのだから、「予知」とは言いがたいけれど、必ず事後の「予知」なのだ。
曰く、「中国国家地震局の研究員のひとりが、今回の大地震発生を予知していたにもかかわらず、上層部の判断で情報がモミ消された」(ゲンダイネット)とか、「綿竹市で数十万匹のヒキガエルが一斉に移動するという異常現象があった」(時事通信)とかいうものである。どちらもきっとほんとうにあった話なのだろうけれど、必ず事後に明らかになるのだ。
たとえ事後の「予知」でも、これらの話は役に立つ。ただし、「予知」そのものにはあまり価値が無いけれど。

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