月別アーカイブ: 2008年3月

道路族とガソリン代値下げ

政治が迷走して、日銀の総裁は決まらず、テロ対策特別措置法も、租税特別措置法改正案も頓挫してしまった。が、ふだん生活者は、日銀総裁が誰であろうが、遠い国の戦争がどうなろうが、自分のこととは思わない。まあ、それがフツーの感覚だろう。
私もどちらかといえば、フツーの感覚のフツーさを大事にしたいと思っているのだが、偉い先生方はそうではないらしい。

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沈丁花の季節

沈丁花の花が咲く季節には、宮仕えはなんとなく落ち着かない。ちょうど国会議員の先生方が、サミット後の来るべき総選挙を前に、そわそわして落ち着かないのといっしょである。
沈丁花の花咲く頃は、人事の季節だ。
人事には、多少のサプライズがないと組織が弛緩してしまう。そうでなくても昨今では年功序列は分が悪いので、現代のサラリーマンは、はらはらどきどきの時期だろう。中には、酒を浴びると口がすべる幹部もいたりして、あらぬ噂が流れたりもする。
ペシミストはあまり期待もしていないけれど、もしかしたら、と期待と不安が交錯する。オプティミストは今に俺の番だ、と毎年期待するけれど、はずれても笑い飛ばしていい気持ちで職場を去ってゆく(内心はがっかりなんだけれど)。

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