もちつけ! みんな!

へべれけ大臣の次は、舛添パニック大臣だ。
朝から晩まで働いて・・・雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ・・・横浜ニ感染シテイソウナ高校生アレバ、行ッテ看病シテヤリ、名古屋ニマタモヤ感染ノ恐レノアル発熱患者ガアレバ、怖ガラナクテモイイ、トイイ。ミンナニでくのぼート呼バレ・・・毎度毎度、記者会見を開いて、国民を恐怖に陥れた後に、新型インフルエンザではありませんでした、などというのは、ほんとにデクノボーだよ! と言いたくなるのである(言いたくなりません? みなさん)。


そりゃあ、激務をこなして、なんとか水際で外国から侵入する疫病を防ごうとする努力は、実に賞賛に値する働き振りだと、そう思う。休日だって、寝る暇だって返上して、がんばっているのだろう。感謝してはいる。
が、そりゃそうだけれども、もう少し落ち着いたらどうか、と思うのは中田宏横浜市長や松沢成文神奈川県知事だけではないはずだ。舛添大臣も麻生首相も、国民に「冷静な対応を求める」としているのに、一番冷静でないのは、これでは厚労大臣になってしまうだろう。
というわけで、肝っ玉の小さい私としては、このゴールデンウイーク、新型インフルエンザ騒ぎのおかげで、すっかり篭城と相成った。・・・相成った、などとふんぞり返らなくてもいいのだけれど(何も予定がなくて、新型インフルエンザが流行らなくても、篭城だったのである)。
さて、暇なので、街中のマスクの売れ行きはどうなっておるのであろう、と市場調査に出かけてみた。舛添パニックの効果はいかほどか、と興味がわいたのである。
2軒回ったドラッグストアの、箱入り不織布マスク(だいたい60枚500円前後の品)は、どこも完売であった。1枚95円ぐらいの商品のみ、残っていたが。
その後、ホームセンターに行ったら、3月までは山と積まれていた60枚入りの箱が4箱だけ、埃をかぶって残っていた(つい、買ってしまったが)。
少し離れたところにあるマツモトキヨシに出かけてみたら、ここはいつ入荷したものか、ふだんは置いていない箱入りが、逆にまだ10箱ほど積まれていた。ここでも購入。
というわけで、だいぶ備蓄したので、安心と言いたいところだが・・・まあ、マスクをしていても、水気を吸ったら、ウイルスがそこから溶け出すので、効き目はないらしい(医療用は別)。それに、マスクは外気に触れたら、慎重に手で触れないようにビニール袋に入れてゴミ箱に捨てなくてはならない。
まてよ、それじゃあ、マスクをはずすための手袋が必要だ。しかし、手袋にウイルスがついたら、手袋をはずすための手袋が・・・きりがない。
手洗いやうがいも大事で、マスクだけでは足りないのだから、備蓄だけでは気休めに近いですね、やはり。
ワクチンが開発されるまで、国民のみなさんは冷静に篭城していてください、ということならば、しばらく家に閉じこもっていようと思うのだが、いかがなものか。。。
(あ、でも、厚労省のみなさんの働き振りには、感謝していますよ!)
※言うまでもないですが、「もちつけ」とは、「落ち着け」を意味する2ちゃん語です、はい。

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