ボーナスカットが来たーーーーっ!!!

久々のエントリーだというのに暗い話で申し訳ない。
しかし、いまやぼくと同年代の40代サラリーマンで部やチームの長をしている人を共通に襲う理不尽な状況だと思うので、それを書きたいと思う。
昨年末に、部のタクシー代、会合費、国内外の出張費を30%削減せよと部長に指示があった。
しかも、最近は労働基準監督局の労働時間に対する指導が厳しいらしい。
医療費を削減したいからなのだろうか、重篤な病気に3ヵ月後にかかる蓋然性がそれ以上働くと高いというデータがあるとかで、部員の労働時間を月240時間以内にしろと、部長は言われている。


経費を減らせ。部員の労働時間を減らせ。
しかし、だからといって売り上げを落とせと言われることはない。
こんな強烈に本が売れない時代でも、売り上げ目標は前年プラスだ。
いったいどうしたらいいのか。
もちろん生産性を上げるしかない。
GEはストレッチ経営といって、部長に過大な目標を与え、しかし費用を減らして効率を上げさせた。
その際、経営は部長に適切な指導をしたという。
しかし工場の大量生産品ではない、本の場合はどうなる。
売れる本しか出さなければいいのは頭ではわかっている。
だからビジネス書ではここ一年、一部の売れっ子が毎月どこかの出版社から本を出すのが常態化している。
けれども、そういう消耗戦ばかりもしていられないのだ。
新しいアイデアと人がいないと、本当のビッグヒットは出ない。
経営がそれを授けることもできない。
そして、部員は必ずしも創造的ではない。
結局、労働時間のチェックが入らない部長たちが過剰労働を強いられることになるのだ。
部長は非組合員なので、労働時間を算出していない。
ぼくは自分が月に何時間働いているのか、皆目わからない。
しかしやたらめったら長時間働いている自覚はある。
そして、とうとう当方の会社もボーナスカットが決まった。
部長のぼくは30%カット。合掌。。

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