「お疲れさま」って言うな!

いま職場でもっともよく耳にする言葉。
それが「お疲れさま」だ。
部員たちは朝来ると「お疲れさまです」。
電話をかけても「もしもし、○○です、お疲れさまです」。
電話を取っても相手が知り合いだと、「どうも、お疲れさまです」。
バイトの女性にいたっては、エレベーターの中で会うたびに「お疲れさまです」。
疲れてないって。
「おはよう」「こんにちは」でいいではないか。
もちろん、そういう意味で使っているのはわかる。
「疲れてますねー」と言ってるわけではないんだろう。
どうしてこれが違和感ないビジネスマナーとして使われるのか。
「おはよう」「こんにちは」よりも相手との距離感が保てるからかもしれない。
若いバイトの女性がおじさんに向かって「お疲れさまです」なら誤解されない。
にっこり笑って「こんにちは」は危険な感じ。
私たちはビジネス上の付き合いなの。
異性同士でも同性同士でも、防御策として使える挨拶ということか。
でも、生理的にぼくは受け付けられない。
だいたい家から会社に朝来ただけなのに「お疲れさま」はないだろう。
「お疲れさまです」を間違ったビジネスマナーとして撲滅したいのだが、どうだろう。

「お疲れさま」って言うな!」への2件のフィードバック

  1.  やあ、ここ見つけ(笑)。
     前のサイトをいつも楽しく見ていました。
     「お疲れさま」の安売り、私も嫌いです。
     先に帰る人が「お疲れさまです」というのは違うんじゃないか、
    「お先に失礼します」じゃないの? と言いつのるのですが、40
    代前半から20代まで、賛成してくれる人はいません。20代では間
    違いなく、それが当たり前だと思っています。
     「お先に失礼します」とへりくだるのが上下関係を連想させて
    嫌なんでしょうか。それとも、人が減って労働がきびしくなり、
    「お疲れ」「お疲れ」と慰め合っていないと仆れてしまうから?

  2. ご賛同ありがとうございます。
    そうですか、それはひどい。
    ぼくのいる部署は皆、こういう場合は、「お先に失礼します」あるいはたんに「先に出ます」と言いますから、まだいいほうですね。
    ぼくは「先に帰るね~」と言って帰ります。
    正しい日本語だと思ってます。
    たしかに「お疲れ」「お疲れ」と慰め合いたくなる環境はわかります。
    けれど本当にそういう気持ちがこもっていれば、ですね。

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